APIパッケージとクラスローダー
APIとは?
Javaに標準添付されているパッケージ
ex.5つの要素を持つint型配列を並び替えたい
java.util.Array.sort(height);
↑APIに入っている命令(引数heightをそのメソッドに渡すだけでOK)
わざわざメソッド内容を具体的に記述しなくても、APIに書いてあるメソッドを呼び出すだけで操作が出来る
よく使う操作(メソッド)はAPIにたいてい入っているので、それを使う方が楽
APIの代表的なパッケージ
・・・「Java」または「javax」で始まる
java.lang....Javaには欠かせない重要なクラスが入っている(よく使うもの)
java.util.....プログラミングを便利にするクラス
java.math.....数学に関するクラス
java.net.....ネットワーク通信などを行うためのクラス
java.io......ファイルの読み書きなど、データを逐一処理するためのクラス
※ java.langは一番使うので、特別にimport文を記述しなくても良い
ex. System,Integer,Math,Object,String,Runtime など
調べたい時はAPIリファレンスを読む
〈パッケージを利用して実行したい時 ターミナル〉
〈パッケージを利用しない時〉
クラスローダーの動作
・クラスローダーとはファイルを探す機能
・クラスローダーは読み込み対象クラスの完全限定クラス名(FQCN)に基づき、
(FQCNには全ての名前が書いてあるからこれを見たらどこに行けば良いかクラスローダーは判断できる)
クラスパス(ファイルまでの道筋)を基準として
パッケージからそのパッケージに所属するクラス、そのクラス内のメソッドというように階層に従って、フォルダを下り、
ファイルを読み込む
・コンパイルして生成したクラスファイルは、
実行時にクラスローダーが見つけられるように適切なフォルダに配置しなければならない(階層をたどってクラスローダーはファイルを探していくので、そもそもその階層から外れたところにファイルを配置してしまうと見つけられない)